さまざまな業界で多様な人材が求められている昨今、
警察官の中にも異色の経歴を持つ人物がいる。
吉本興業のお笑い芸人から2021年に神奈川県警に転職した
大城典也巡査(31)が勤める交番を訪ねた。
芸人から警察官へ。
異色の経歴だけれど、誇れる経歴ではないだろうか?
芸人の夢をあきらめるのは、さぞ辛かったことだろう。
でも、厳しい世界。
そこを、冷静に考えて新しい道に進もうと挑戦したのが素晴らしい。
芸人として学んだことは、人とのコミュニケーションの場面で生きる。
特に警察官だったら、上手い話で周りの雰囲気を温かくできるだろう。
その特技を生かして、活躍できる場はたくさんある。
大城巡査ならではの、大城巡査しかできないことがたくさんあるはず。
期待したい。
でも、この人は明大理工学部卒。
芸人以外のことについても学んできたはず。
人としていろいろな引き出しがあったに違いない。
父親が警察官だという環境もある。
芸人一筋、他には何もやらないのとは違う。
一つのことに集中して自分を磨くのもいい。
そして、その夢に向けて頑張るのもいい。
しかし、誰もが自分の夢に到達できるとは限らない。
だからこそ、学生の時にいろいろなことに挑戦するべき。
もちろん、将来役に立たないこともあるかもしれない。
いろいろな経験・体験を積むことによって、人は大きくなれる。
可能性が広がる。
その可能性を最大限に広げておくと、後々自分の人生のためになる。
他の人とは違う経歴を持った人が、職場を変えていく。