福岡「“自分を下げるな”ということはずっと言っています。“私なんて、こんなにもらえないです”のままだとダメ。受け入れて感謝して、“もっと大きくなれるようにがんばります”という子は伸びます」

この考え方ってとても大事。
だからこそ、人って成長できる。
高飛車な考えではない。
それよりも、日本人の考えが謙虚すぎる。
自分に対して厳しすぎるのではないか？
「自分に価値がある」と思うことって大事。

でも、それだけではダメ。
この子も、価値があるように努力をしている。
結果や実績を出しているからこそ言えるのだと思う。

自分に対しての評価は、相対評価ではダメだろう。
人と比べて自分はできていないから…
伸びるはずがない。

自分に対しては、絶対評価。
以前の自分に対して、どれだけ伸びたか？成長したか？が大切。
自分を卑下せず、どれだけ頑張っていくのかが重要。
自分を卑下していいことなんてない。
　　

「勉強する気もないけど、大学に行きたい人は自腹で」

勉強する気がない人は、大学に行くな！
勉強する気がない人を大学は受け入れるな。
大学は、大学に入る学力のない学生を入学させるな。
大学は、金儲けのために勉強をする気のない人を入学させるな。

学力が高く、学ぶ意欲が高く、経済的に苦しい学生に対しては、大学の学費を免除してもよい。
学力が低くない学生は、大学に行ってはいけない。
学ぶ意欲が低い学生は、大学に行ってはいけない。
そんな、学生を入学させようとする大学は、いらない。
そういう大学には補助金を無くして、その分のお金を奨学金として将来有望な学生に与えるべき。

子供の数が減り、小中学校、高校の数が減っているのに、大学の数が増えているのはおかしすぎる！
　　

また、「不登校になる大半の責任は親にある」などと、暴言とも取れる持論を展開していたことに対し、「説明不足だった」と釈明した。

情報を発信するときは、その一部だけを切り取って報道される可能性がある。
センセーショナルな言葉を使うと、本当の真意が伝わらなくなる。
情報を受信するときには、その言葉が出た真意は何なのかを読み取る必要がある。

それにしても、地位のある立場の人が、こんなセンセーショナルな言葉を使うのは大問題。
不登校の問題で親が責任の場合もあろう。
フリースクールに援助する前に、まずは学校に対して支援してほしいという考えもある。
フリースクールに力を入れて、学校教育はどうなるの？という不安な気持ちもあったのかもしれない。

でも、今は昔のようになんでも一斉に取り組むことができなくなってきている世の中。
誰もが同じように平等にというふうには行かない。
多様化している世の中だから、それぞれの立場の人に最適なことができるよう努力することが大切。
大変だけれども。

まぁ、一番大切なことは、国がもっと教育にお金と人材を投資しろということだろう。