まず、なんで叱るのか目的を明確に。
もちろん、自分の感情を発散するために叱るのではないだろう。
目的があるから、それに対して効果的な方法で行わないといけない。
怒ると体力を使うばかりでなく、効果的だともいえない。
もちろん、子どもの特性にもよる。
子どもの成長を願って叱るのだから、目的をはっきりさせたい。

次に、叱る側の一方的な話になっていないか注意。
感情にまかせて言いたいことを言っても伝わらない。
というか、分からないし、理解していない。
会話にならないと…
いや、逆に子どもの方がたくさん話をするように仕向けないといけない。
話をすることは、自分の頭で考えたことを表現する行為なので。
できるだけ、話をさせるようにする。
そのためには、こちらからは質問をする。
ステップを踏んで、答えやすいことから。
子どもがしたことを振り返ることができるような質問だ。
強圧的でなく、子どもが答えやすいようにしっかりと話を聞く。
そして、途中で口を挟まない。
自分の思いを素直に話せるような雰囲気を作る。
そのためには、普段から話を聞いてくれる人だという子どもとの信頼関係が大事。

最後に反省を子ども自身の言葉で語らせる。
子どもの口から出てきたことが本物。
もちろん、それ通りに行くかはわからないけれども。
でも、しっかりした反省の言葉ができたらいいと思う。
そして、改善が見られたら温かい言葉がけを。

一番大事なのは、子どもでも一人前の人間として扱うこと。
「あの子はこうだから」というような色眼鏡で見ないこと。
「君のことを理解しようとしている」という姿勢は、子どもにも伝わる。
丁寧に接して、相手が納得できるような終わり方にすること。
一貫性をもって接していれば、子どもも納得する。
時間と手間がかかるけれど、それが大事。
もちろん、体罰なんてもってのほか!
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sikaru