親を悩ませる夏休みの宿題のど定番“読書感想文”が必須課題から姿を消しつつある。親はホッとする半面、読書離れ、作文力低下を懸念する声もあがっている。


読書感想文。
嫌な夏休みの宿題。
書き方が分からない。
分からないのに宿題でやらせるのが無理。
親だって、どうやって書かせればよいか分からない。
家庭で親子のケンカになったり、親の代筆になったりするのならやめるべき。

でも、読書感想文が本当に読書を勧めるためになっていたのか?
作文力向上に効果があったのか?
それは、疑問だと思う。


歴史の流れを簡単にまとめると、1980年代から1990年代までにかけてはいわゆる「本離れ」が進み、1990年代末に平均読書冊数と不読率は史上最悪の数字となっている。
しかし、2000年代にはどちらもV字回復を遂げ、2010年代になると平均読書冊数は小学生は史上最高を更新、中学生は微増傾向を続け、高校生はほぼ横ばいだが、過去と比べて「本離れが進行している」とは言えない。

少なくとも本離れにはつながっていない。
読書感想文に全く意味がないわけではない。
教育としてやることには、何かしら意味がある。
でも、あまり効果がなく、苦労が多いものはやめた方が良い。
毎年やっているからやるのではなく、
ある団体の既得権益を守るために続けるのではなく…
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