伊豆の中心に大きな2つの企業がある。
一つは旭化成ファーマ。
もう一つは東芝テック。

旭化成ファーマは、医薬品等の製造販売をする会社。
もともとは、東洋醸造という地元の会社があり、そこに旭化成が資本参加。
そののちに東洋醸造と旭化成が合併。
その後、旭化成ファーマとして発足した。
もともとの東洋醸造は、脇田酒造が起源。
地域に住む脇田信吾は1920年(大正9年)に東洋醸造を設立し、合成酒の製造・研究を行った。
今は、酒の部門は売却されてしまったが、医薬品は残った。

東芝テックは、レジスターやPOSシステムで有名。
もともとは、1919年(大正8年)に地域で呉服屋を営む間宮勝三郎が作った間宮堂が起源。
いろいろ紆余曲折があり、東芝によって買収され東芝テックとなった。

どちらの企業とも、地域の人が起業した。
だいたい同じ年で大正時代。
合併や買収されたものの、それは他から企業価値を認められたからである。

このように地域から有能な人が出れば、それが地域の大きな利益となる。
有能な人材を輩出できるように教育を進めていくことが大切なのかもしれない。
それこそ将来への投資。
そういう人材を育てなくてはいけないと思う。
この地域の未来のために。
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