「福岡は今や全国でも珍しい県立王国。生徒をいかにそのレベルにあった県立校に進学させるかが、つねに中学教員の念頭にあって、細かく調整を図ったうえで受験させています。
その結果、調査書だけでなく、願書も中学側が高校に提出するという習慣がずっと続いているんです」
「他県では願書をネット受付しているご時世にもかかわらず、頑ななんです。福岡では、私立高さえ中学からまとめて願書を受け付けます。受験生個人の出願のみ受け付けるのは、全国的な進学校の久留米大附設だけです」

一番大事にしなくてはいけないのは、受験生。
受験生のための仕組みになっているか考えることが必要。
もちろん、願書出し忘れはいけない。
でも、何か救済策がなかったのだろうか?

そして、個人の出願を受け付けないのがよくわからない。
受験生の意思で受けているのだから、受験生が直接出願できるようにすればよいのでは?
高校は、中学校でまとめてくれれば楽だと思っているのだろうか?

生徒がどこを受験するのかは、その生徒の意思。
中学教員の配慮も必要なのだろうか?
もう、自分たちで考えられる時期だと思うけれども。

受験は受験生ファーストであるべきだと思う。
しかし、実際はそうではないのかなと思わせる出来事だった。
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