しかし、国交省が「虚偽」と表現したこのデータは、トヨタが自社で行った「開発試験データ」であった。さらに、トヨタによると、この「開発試験」は、国の認証試験より厳しい条件で行われたものだったという。そのため、トヨタの豊田章男会長は、「安全性に問題はない」と説明した。
ただ、試験は本来、法律で定められた条件で実施する必要がある。そのため、たとえ国の認証試験より厳しい条件で行われていたとしても、これらは「不正行為」である。豊田会長も、「不正といえば不正。認証の部分でやってはいけないことをやってしまった」と歯切れが悪かった。
この不正というのも…
国の認証試験よりも厳しい条件で行われていたからいいのでは?
確かに、不正には不正だけど…
安全性が担保されれば、国の認証試験はもっと国産自動車メーカーがやりやすいように規制を緩和すればいいように思う。
自動車産業は、今の日本を大いに支えている。
もっと、国もそれに力を貸してもよいのではないかと思う。