取り急ぎの対策として、社会に出てからも子供部屋に住み続ける若者を「子供部屋オジサン・オバサン」と揶揄する風潮を止め、むしろ許容する国風(社風の進化形)を吹き荒らす戦略はどうか。
少なくとも、若者の置かれている厳しい社会的背景について、上の世代の方々が理解を示す努力は必要だろう。家賃手当ではなく親孝行手当といった名目で、実家暮らしを推奨する企業が出てきても面白い。
みんなで寄ってたかって若者をイジメるのは、もう止めにしよう。私たち若い世代は、もう限界なのだ。
日本の経済の様子から、実家暮らしは合理的だと思う。
もちろん、親元から離れて自立していくことは必要。
でも、社会に出た時点で借金がある状態では、生活が苦しいのは必然。
住居費くらい出さなくて済めば、助かる。
日本には空き家がいっぱいあるし、子供の数も少ない。
仕事が実家から遠いから家を出るのはわかるが、そうでなければ出なくても構わない。
そして、いちばん大事なのは、別に人のこと。
「子供部屋オジサン・オバサン」を揶揄する必要はあるの?
いじめとしか言いようがない。
誰がなんと言おうとも、自分に相応しい生活の仕方をすればいいのだ。