義時(小栗旬)の思いは一貫している。
たとえ親であっても、謀反人は厳重に処断しないといけない。
他の御家人への示しがつかない。
今までの梶原・比企・畠山の時と同じように。
父であれ、北条だから助けられたということはあってはならない。
でも、泰時(坂口健太郎)や政子(小池栄子)などは、やはり父。
実朝(柿澤勇人)も祖父。
命を助けたいという思いが強い。
血縁関係がつながっていても、他からは納得が得られないだろう。
しかし、時政(坂東彌十郎)がいてこその頼朝(大泉洋)。
時政が頼朝に付き従って挙兵したからこそ今の鎌倉がある。
三善康信(小林隆)の言葉には、みんなを納得させる力がある!
その結果、時政の生まれ育った伊豆に配流。
義時は、無念。
怒りが収まらないのだろう。
トウ(山本千尋)を刺客にりく(宮沢りえ)を亡き者にしようとする。
そこを三浦義村(山本耕史)が…
今後の義時と義村の関係の変化が、今後の見どころだろう。
平賀朝雅(山中崇)は、全ての元凶。
時政の謀反には直接かかわっていないものの、畠山や政範のことに関わっている。
でも、後鳥羽上皇(尾上松也)のお膝元で、義時の命で朝雅がやれれることになると。
それは、北条に対する不満が高まるだろうな。
紀行は、伊豆の国市。
守山の周辺には、歴史的なものがたくさん残っている。
守山の頂上には、展望台がある。
守山八幡宮の階段は、長い。
昔、部活のトレーニングで走らされたものだ。
その近くに願成就院があり、時政の墓や国宝の運慶作の仏像がある。
北条氏邸跡や北条政子産湯の井戸がある。
伊豆に来られたらぜひ。