頼朝に坂東の武士が従ってきたけれど、所詮寄せ集め。
昨日の敵は今日の味方。
それぞれの武士が、自らの利益のために味方につく。
そして、自分の要求を出していく。
頼朝(大泉洋)としても面白くない。
自分を中心にして、坂東の武士をまとめる。
従ってもらわないと困る。
そうやって従わせたのが、後の御家人になるのだが…
源義経の描き方が、今までとは違くて斬新。
だいたい、今までは判官贔屓を誘うようなきれいな描かれ方が多い。
2005年の大河ドラマ「義経」なんて特にそう。
でも、今回の義経(菅田将暉)は、
・ずるい。
・卑怯な手を使う。
・性格は欠点ばかり?
でも、それは当時の武士の考え方としては思いがけない方法。
確かに戦には強いけれど、広く人望は集まらないという感じが出ている。
それに対比するのが梶原景時。
今までは、告げ口、義経の足を引っ張る意地悪な武士で描かれることが多い。
今回の景時(中村獅童)は、
・教養のある。
・身心深い。
・リアリストで冷徹。
義経とは合いそうもない感じが、既に感じられる。
頼朝はいよいよ鎌倉に入り、形勢逆転!
石橋山で頼朝と戦った平家側は大変!
大庭景親(國村隼)は、頼朝追討軍に合流するのか?
そして、伊東祐親(浅野和之)と八重(新垣結衣)の運命は?
八重については全く分からない。
三谷幸喜がどのように描くのか?