伊豆の中心で、思いをさけぶ

興味のあることは、歴史、教育、スポーツ、ニュース・メディア、鉄道、農業、ICTなど。

タグ:#実衣

ブログネタ
NHK大河ドラマ に参加中!

承久の乱が勃発。
後鳥羽上皇(尾上松也)も北条義時(小栗旬)追討の院宣を出す。
平家追討、義経(菅田将暉)追討の院宣を後白河法皇は出した。
そして、平家も義経も滅んだ。
義時としては、恐ろしかっただろう。
確かに、平清盛(松平健)や源義経にならんだことはすごい。
もとはと言えば、伊豆の小豪族の次男坊だった者。

三浦義村(山本耕史)は諦めない。
義時追討の院宣は、大躍進と滅亡の紙一重。
北条の出方をしっかり見て、着実に動く。
慎重だが、周りの状況を的確に判断して行動するところが素晴らしい。

のえ(菊地凛子)の兄さん京都守護伊賀光季。
京都守護は昔、時政(坂東彌十郎)が任じられていた大切なお勤め。
でも、上皇方によって討たれた。
義時が京に遣わしたから、討たれていまったことになる。
のえとしては、納得できない。
また、泰時(坂口健太郎)後継は決定的。
義時許すまじ。

そして、尼将軍政子(小池栄子)の演説。
大江広元(栗原英雄)の原稿を途中から読むのをやめる。
自分の思いを正直に御家人たちに伝える。
尼将軍、実にかっこいい。
あの演説は、頼朝(大泉洋)の正妻である政子でしか言うことができない。
これまで鎌倉に尽くしてきた御家人たちは、それに従う以外ないだろう。

ドラマとしてビックリ。
平知康(矢柴俊博)が後鳥羽上皇の院宣を配りに鎌倉に来るなんて!
実衣(宮澤エマ)が尼副将軍?鎌倉にいられる立場なの?

いよいよ次回は最終回。
承久の乱。
そして、義時の最期?
ブログランキング・にほんブログ村へ  
kamakura47

ブログネタ
NHK大河ドラマ に参加中!

三浦義村(山本耕史)の暗躍が、気になる。
阿野時元(森優作)の蜂起は、義時(小栗旬)の意を汲んだ義村が実衣をそそのかしたようなもの。
のえ(菊池凛子)が北条政村(新原泰佑)を跡継ぎに画策する背景には、その烏帽子親の義村の影が…
あと2回になったが、義村の動きから目が離せない。
基本、義時についているが、自分の利益を考えて行動している。
公暁による義時暗殺も考えていたはず。
昔からの親友だが、義時にとっては信頼しきれない人物。

阿野時元の蜂起は謀反?
北条の実衣(宮澤エマ)が母親で、源氏の血をひいていても弱小勢力。
兵をあげても御家人たちの指示は得られないだろう。
義時の言っていたように、公暁(寛一郎)の二の舞を恐れたのか?
実衣はこの事件に関わっていたかは、史料上は不明。
でも、義時に対しての恨みが持ったのは想像できる。

北条政村登場。
後の7代目執権。
大河ドラマ「時宗」では伊東四朗が演じた。
のえは、政村に後を継がせたい。
それが、義時暗殺?、伊賀氏の乱につながっていくのか?

トキューサ(瀬戸康史)の活躍で、親王の鎌倉下向は中止。
代わって慈円僧正(山寺宏一)の親類、三寅が次の鎌倉殿に。
後の九条頼経。
父方、母方とも源頼朝(大泉洋)の同母妹の孫にあたる。
鎌倉殿に相応しい血筋だけど…
三寅は2歳。
それをサポートするのが尼御台改め尼将軍(小池栄子)。
尼将軍になって、政子は変わった。
自分の意思を義時にしっかり伝えた。
鎌倉を義時の勝手にさせないという強い気持ちをもった。

これで、鎌倉は盤石になってきたようだが…
後鳥羽上皇(尾上松也)は、鎌倉が気に食わない。
いよいよ次回は、「義時追討」
ブログランキング・にほんブログ村へ  
kamakura46


ブログネタ
NHK大河ドラマ に参加中!


畠山重忠(中川大志)の妻ちえ(福田愛依)
時政の娘、義時の異母妹。
重忠の最期について一番納得できなかった人だろう。
夫が謀反人にされた辛さ。
北条が身内に甘いと言われるようになりたくない。
それで、畠山の本領を安堵される。
「畠山重忠の妻は、のちに、この本領で再婚することとなる。生まれた子は、畠山の名を継いだ」
それが、源姓畠山氏。
室町幕府の管領の畠山氏につながっていく。
あの応仁の乱につながった、畠山両氏はちえの子孫。

その重忠の乱で信頼を失った時政(坂東彌十郎)。
力を挽回するための方策をりく(宮沢りえ)が計画。
いくら源氏でも平賀朝雅(山中崇)を鎌倉殿は、無理がある。
本人も、関わりたくなさそう。
時政も、もうどうしようもない状態に陥る。
時政にはそこまで欲がないけど、りくは強欲。
こんな危険なクーデター、曲者の三浦義村(山本耕史)でも乗らないな。

そして、今回のタイトル「オンベレブンビンバ」
これは、以前大姫(南沙良)が時政に教えてくれた元気になるまじない。
北条が分裂する直前に時政が、
義時(小栗旬)・時房(瀬戸康史)・政子(小池栄子)・実衣(宮澤エマ)を
誘って飯を食べた。
その時に、時政が言った言葉。
本当は、「オンタラクソワカ」。
かつて、大姫がこれを唱えていた時は、
阿野全成(新納慎也)、畠山重忠、八重(新垣結衣)も健在だった。
でも、もうそのころには戻れない。
悲しい。

阿野時元(森優作)が登場。
全成と実衣の子。
実朝(柿澤勇人)に仕えるけれど、頼朝の嫡流と傍流の源氏では扱いが違う。
時政の企みに乗ってしまったのは、時元ならではの不満がたまっていたのか?
また、後の伏線が張られた。

後鳥羽上皇(尾上松也)の似顔絵が面白い。
これって史実なのだろうか?
ブログランキング・にほんブログ村へ  
kamakura37

ブログネタ
NHK大河ドラマ に参加中!


善児という名前は、なんか変だなと善児登場時から思っていた。
梶原さんの名前の一字をとって児?
でも、善い行いをしている人ではないし。
今回のタイトル「修善寺」は「終 善児」とかけている。
それを見越した名前だったのだろうか?

修善寺は範頼(迫田孝也)が善児に殺されたところ。
そして、トウ(山本千尋)の両親も善児に殺された。
頼家(金子大地)も叔父が殺された場所ということは、分かっていただろう。
修善寺に送られたことで、自分の死期を悟っていたのかもしれない。
でも、後鳥羽上皇(尾上松也)に北条追討の院宣をもらおうとしたかは疑問。
そこまでやれば、義時(小栗旬)は頼家を討つ決心はつくけれど。

修善寺での頼家は…
里の子どもを集め共に遊びながら、一幡に思いを馳せていたと地元では伝わる。

暗殺されたことを知った里の人たちはとても悲しみ、浄財を集めて地蔵を建立。
源頼家は、里の子ども達を大変かわいがった将軍であったので『愛童将軍地蔵』と呼ばれている。
頼家の最期も綺麗に描かれていた。
愚管抄に沿った演出だと、あまりにも悲惨すぎる。
善児の最期を描くことで、頼家暗殺の衝撃を弱めている。
トウは、父母の仇もあるけれど、義時から兄宗時(片岡愛之助)の仇を晴らすよう言われていたのだろう。

3代将軍実朝(嶺岸煌桜)。
後に金槐和歌集をまとめた歌人。
そうなるきっかけが描かれた。
乳母の実衣(宮澤エマ)と源仲章(生田斗真)は考えが一致していて仲が良さそう。
でも阿野頼全(小林櫂人)を殺したのは仲章。
実衣は知らない方が良いのだろうか?

今後、怒る問題の伏線となることがいくつか表れた今回。
歴史好きには、この出来事があの出来事とつながることを想像するのが楽しい。
執権時政(坂東彌十郎)の世は、このまま続いていくのか?
ブログランキング・にほんブログ村へ  
kamakura33

ブログネタ
NHK大河ドラマ に参加中!


目覚めたら以前とは違う世界になってしまった頼家(金子大地)。
たとえ母上の言うことでも信頼できないだろう。
自分を支えてくれていた比企一族の滅亡。
頼家が死んでも一幡を支えてくれると思ったはず。
起こってしまったことは、隠せない。
それだけ大きな出来事だった比企氏の乱。
それだけに、義時(小栗旬)のとる道ははっきり決まっていた。
泰時(坂口健太郎)としては、父の行動に納得できない。
かつて、義時が頼朝(大泉洋)の行動に納得できなかったのと同じ。
今になり、頼朝様の行動は正しかったとはっきりと言える。

仁田忠常(高岸宏行)の最期も辛い。
比企能員(佐藤二朗)を斬ったのは仁田忠常。
そのことを頼家に聞かれるのは辛い。
北条とはご近所で頼朝旗揚げの時からの同志。
でも、鎌倉殿の御命令とあれば…
頼りの義時にも悩みを訴えられなかった。
史実とは異なるけれど、そんな想いがあったんだろうなと考えさせられる演出。

千幡(嶺岸煌桜)が元服、実朝になり征夷大将軍へ。
夫を失ったけれど、乳母だった実衣(宮澤エマ)の地位は上がる。
実朝の妻は、御家人は良くない。
また比企と同じようなことがあっては困る。
北条は京都とも近しいので、京の貴族から妻を娶ることを願う。
やるな、権力欲の強いりく(宮沢りえ)。
時政(坂東彌十郎)とりくの息子、政範(中川翼)が登場。

一幡(相澤壮太)を斬れない善児(梶原善)。
今までは命令を忠実にこなしてきたけれど…
歳をとって変わってきたのか。
トウ(山本千尋)を育て上げたことで、情が出てきたのか…
義時の非情さがしみじみと伝わってくる場面だった。

まさか、最後に比企尼(草笛光子)が登場するとは!!!
善哉(長尾翼)に、北条に対する恨みを吹き込んで…
比企の恨みは恐ろしい。

紀行では、比奈(堀田真由)の子の長時の建立した極楽寺。
今回ドラマには出てこなかった比奈の2人の子どもたち。
母と別れ、寂しかっただろう。
でも、この二人はこのままドラマには出ないような感じがする。
ブログランキング・にほんブログ村へ  
kamakura32


ブログネタ
NHK大河ドラマ に参加中!


頼家(金子大地)が生死を彷徨う病。
危篤状態に陥ったとある。
北条的には、比企と一幡(相澤壮太)排除には、絶好の機会ととらえたのかもしれない。
逆に比企は、一幡を鎌倉殿にする絶好の機会が早く回ってきたと喜んでいたのかも。
それだけ、頼家はどちらにとっても扱いにくかったのかもしれない。

阿野頼全(小林櫂人)も比企の意を汲んだ源仲章(生田斗真)によって殺害される。
頼全も殺されて実衣も黙っていられない。
残された実衣(宮澤エマ)の子、時元と女の子(後の藤原公佐の妻?)が登場。
時元がでてきたのは、これも後々の伏線かな?
この女の子の子孫が、後の後醍醐天皇の寵姫となる阿野廉子。
阿野氏の恨みが、北条を滅ぼす?

北条と比企の意見は嚙み合わない。
時政(坂東彌十郎)も腹を決める。
伊豆と「りく(宮沢りえ)」と息子・娘たちが大事だから。
義時(小栗旬)も腹を決める。
比企だけでなく、一幡を切る決意。
確かに、頼朝(大泉洋)は災いの種となる者を容赦なく斬っている。
でも、政子(小池栄子)は一幡だけはの気持ちはある。
自分の孫。

比奈(堀田真由)もかわいそう。
義時・北条のため、実家の情報を伝えるのは。
「人は変わるもの」とは言うものの…
比奈の子ども2人が出ていた。
これが後の名越流北条家と極楽寺流北条家の祖になるのか?
後々名越流北条家は、泰時(坂口健太郎)の得宗家に反抗することになる。
これは、比企の北条に対する怨念?

それにしても比企能員(佐藤二朗)は、無用心。
中に鎧を着ていても、対立する北条館にやすやすと行くのは。
ここが、頼朝の挙兵に一族を懸けてギリギリを生きてきた北条と、
頼朝流罪中も面倒を見ながら、様子見してから参陣した比企との違いか?
北条の方が機を見るのが早かった。

そして、千幡(嶺岸煌桜)が元服して鎌倉殿?
しかし、頼家が生還。
一幡は×
そして、比企氏も×
頼家の鎌倉殿の立場は?
絶対に北条を許さない。
許せない。
当然。

そうなると、北条のとる手立ては一つしかない。
「災いの種」は摘まねばならないのか?
相手をやらなければ、自分がやられる。
先手必勝。
これが、本当の坂東武士。
でも、残酷。
そして、悲劇が起こる。

「比企能員の乱」
乱したのは、北条では?
ブログランキング・にほんブログ村へ  
kamakura31


ブログネタ
NHK大河ドラマ に参加中!


今回は阿野全成について。
彼の所領、阿野荘は今の沼津市北西部辺りにあった。
根方街道沿いの大泉寺は、全成の館跡に建てられたと言われ、その持仏堂が起源という。
全成の首が、常陸から飛んできて松に引っかかったという伝承が残る。
7月2日には、新納慎也さんと宮澤エマさんが参拝したそうだ。

いきなり、平知康(矢柴俊博)と北条時連(瀬戸康史)の蹴鞠から始まるとは思わなかった。
そこで、全成の謀反がバレたことと、時房への改名(トキューサ?)を結び付けるとは。
三谷幸喜さんは凄い。
歴史を知っているだけでなく、その話を構成する能力に長けている。

このドラマの阿野全成(新納慎也)は、謀反なんか起こすような人ではない。
その裏にいる北条と疑う比企能員(佐藤二朗)
時政(坂東彌十郎)は慌てるけれど、りく(宮沢りえ)は動じない。
強いねぇ。

全成は白状しないけれど、頼家(金子大地)によって常陸へ配流。
そこに比企能員(佐藤二朗)が表れて、謀反をそそのかす。
確かに愛している実衣のためにという気持ちは分かるけれど…
でも、自分を貶めようとした比企の言葉を信じるのか?
吾妻鏡では、配流から殺害まであまり時がかかっていないので、頼家の指示だと思われるけど。
でも、それは全成の美しい最期のための演出のため。

比企能員は、頼家に不満はあるけれど頼家とその子一幡あっての比企氏。
北条も苦しいけど、比企もなかなか苦しい。
今回は、最後に善児が出てきたので、能員を切るのかと思ったが、脅し。
なかなか考えがつかめない頼家。
その頼家にしがみつきながら、北条を追い落とそうとする能員。
そして、この状況を収束するにはどうすればよいか考え付いた義時(小栗旬)。

さあ、次は、比企能員の乱
ブログランキング・にほんブログ村へ  
kamakura30

このページのトップヘ