今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。
その後の時代を描いたのが、2001年の大河ドラマ「北条時宗」。
どちらの話にも出ていている人物がいる。
話題になったのが、北条政村。
「北条時宗」では伊東四朗が演じ、「鎌倉殿の13人」では新原泰佑が演じた。
その他にも…
平盛綱は、「北条時宗」では宗近晴見、「鎌倉殿の13人」ではきづき。
北条重時は、「北条時宗」では平幹二朗、「鎌倉殿の13人」では加藤斗真。
三寅(藤原頼経)は、「北条時宗」では宇梶剛士、「鎌倉殿の13人」では織田一央織、中村龍太郎。
「鎌倉殿の13人」では、子役や若い俳優が演じ、「北条時宗」はベテラン俳優が演じている。
「鎌倉殿の13人」では最後まで力をもって残った三浦義村(山本耕史)。
その三浦一族の最期が描かれる。(宝治合戦)
そして、義時(小栗旬)の3人の妻の子孫間の争い。
八重(新垣結衣)の子孫である時宗(和泉元彌)と時輔(渡部篤郎)の争い(二月騒動)
八重の子孫の時宗と、比奈(堀田真由)の子孫である名越時章(白竜)、教時(鈴木祐二)との争い。
のえ(菊地凛子)の子孫である政村や実時(池畑慎之介)は、時宗のために尽くした。
そんなことを考えて再び見てみるのも面白いと思う。
二月騒動で滅ぼされる時輔が生き延びて、元に渡るという話が奇想天外。
あまりに飛躍過ぎだったのが減点だった。
しかし、有力御家人の排除や鎌倉殿を廃するなど、義時と同じようなことをしている。
北条流の権力を維持する方法は、義時の時から変わらないのか?
御成敗式目を作っても、坂東武者の荒々しさが残っている時代。
鎌倉殿の13人と相通じるものがある。
その後の北条家の行方は…
1991年の大河ドラマ「太平記」に描かれる。