伊豆の中心で、思いをさけぶ

興味のあることは、歴史、教育、スポーツ、ニュース・メディア、鉄道、農業、ICTなど。

タグ:#源実朝

ブログネタ
NHK大河ドラマ に参加中!

公暁(寛一郎)が八幡宮の階段に出てきて、まず義時(小栗旬)に刃を向ける。
しかし、それは義時ではなく源仲章(生田斗真)だった!
仲章の最期の絶叫「寒いんだよぉぉぉ!」
生田斗真がそんなことを言うなんてビックリ。
不謹慎だけどちょっと笑ってしまった。
義時は、まさか自分も公暁に狙われていたとは思わなかった。
自分には神の御加護があると信じる。
それが、義時の増長を促してしまったのかもしれない。
続いて、実朝(柿澤勇人)に刃を向ける。
泰時(坂口健太郎)は助けに行こうとするが、義時は止める。
実時は、義時にとって用済みか…

尼御台(小池栄子)には、再び悲報が。
自分の息子を殺したのが、自分の孫。
義時が、尼御台に強さを求めても、無理。
この耐え難い悲劇を経験し、彼女は強くなるのか?

三浦義村(山本耕史)は絶体絶命の危機。
義時暗殺の容疑がかかる。
それを晴らすには、公暁殺害と義時忠誠。
三浦の利益のために動く、山本耕史の裏のある演技が実に良かった。

義時ののえ(菊池凛子)への言葉。
「八重(新垣結衣)も比奈(堀田真由)も、もう少しできた女子だった」
これは、言わなくても良かった言葉ではないか?
のえの義時に対する恨み・辛みが重なり、今後の新たな展開につながっていくのか?
ブログランキング・にほんブログ村へ  
kamakura45





ブログネタ
NHK大河ドラマ に参加中!

よく考えてみると、実朝(柿澤勇人)は頼家(金子大地)の最期のことを知っていたのだろうか?
実朝13歳の時に、頼家が薨去。
北条の手の者によって殺された事実を実朝に伝えられない。
もちろん、一幡(相澤壮太)の最期なども…
北条家の者は、まず言えない。
そして、その他の御家人なども北条の威光を恐れて言えない。
そうなると、公暁(寛一郎)がなぜ実朝を恨むのかも疑問だろう。

三浦義村(山本耕史)は全て知っているから、頼家の最期を公暁に吹き込んだに違いない。
つつじ(北香那)は母として、息子公暁には安らかに生活してほしいと思っていただろうが。
二代目鎌倉殿の息子なのに跡を継げない。
出家させられてしまう。
実朝に、そして義時(小栗旬)に対する恨みは積み重なっていったのだろう。
実朝の同情ごときでは、どうにもならない怒りだろう。

いずれにせよ、実朝と公暁の北条に対する不信はあったのだろう。
実朝は、もっと後鳥羽上皇(尾上松也)に近づきたい。
北条が牛耳る鎌倉から離れたい気持ちがいっぱいだったのかもしれない。
しかし、それは頼朝(大泉洋)が築いた鎌倉に対する冒涜。
義時的には許されるものではない。
だから、公暁の計画を黙認することに。

源仲章(生田斗真)が悪役として大活躍。
頼家の最期を聞き出して、北条を追い落とそうとする。
義時がトウに暗殺命令を出すも捕まってしまう。
このままでは、北条が仲章によって追い落とされてしまう…
危うし、義時。

そして、悲劇は次回に持ち越しに。
その時、義時はどこにいるのか?
仲章は、どうなってしまうのか?
事を終えた公暁は?
そして、事件を知った義村は?
後鳥羽上皇は?
次回は、絶対に見逃せない回になる。
ブログランキング・にほんブログ村へ  
kamakura44









ブログネタ
NHK大河ドラマ に参加中!


いきなり実朝(柿澤勇人)の夢枕に後鳥羽上皇(尾上松也)の生霊が出てきてビックリ。
昔、頼朝(大泉洋)の夢枕に後白河法皇(西田敏行)の生霊が立ったのと同じ。
実朝の後鳥羽上皇への傾倒ぶりを表す話。

鎌倉で信用できる御家人がいなくなった実朝。
泰時(坂口健太郎)を傍に置くものの、自分の思うように政策を実行できない。
そうなると、気持ちはさらに後鳥羽上皇へ。
それは朝廷など西側の人々も察し、都合の良いように考える。
源仲章(生田斗真)と陳和卿(テイ龍進)の下向もその一環か?

そんな実朝を義時(小栗旬)は面白くない。
のえたちに勧められ、いよいよ執権となる。
頼朝の思い描いていた政治を行うと思っていたけれど…
それが、だんだんと鎌倉ではなく北条のための政治になっていく。
唐船建造なんて、義時にとって何も利益はない。
それで、失敗。

そして、出てきたのが実朝の後継者選び。
なんと、後鳥羽上皇の皇子を次の鎌倉殿にするという。
そして実朝が大御所として支える。
大御所?
全将軍の尊称として鎌倉時代も使われていた。
でも、自称大御所はおかしいと思う。

実朝の考えに政子(小池栄子)も同意。
でも、義時は鎌倉殿を源氏と北条の間に生まれた子を望む。
そうなると、候補は公暁(寛一郎)。阿野時元(森優作)?
義時的には、宮将軍は後鳥羽上皇の言いなりを恐れたのだろう。
ここで義時と政子の間にも隙間風が感じられる。

最後に伊豆の時政(坂東彌十郎)。
権力から離れ、伊豆のいい爺様に。
時政は、女性から人気があったのだろうな。
権力から離れた時政と、権力に取りつかれている義時。
今の様子を比べてみると、いろいろ考えさせられる。
ブログランキング・にほんブログ村へ  
kamakura42

ブログネタ
NHK大河ドラマ に参加中!

戦は起こさないつもりが、周りがもう戦モードに。
残念なんながら、戦が起きてしまう。
和田義盛(横田栄司)挙兵。

三浦義村(山本耕史)は、義盛から義時(小栗旬)との仲を問われ、義盛を裏切る。
意外にも義村は、義時に素直に従う。
三浦一族の和田に対して、裏切るのは並大抵なことではなかっただろう。
それが、起請文の嘔吐シーンにつながるのだけど。
北条とならぶ有力な和田。
この和田が、三浦に協力すれば北条を排除するのも可能だったろう。
義村は、義盛より義時の方が、鎌倉をまとめられるとも思ったのか?
でも、義村が北条に組したことで、和田の勝ちは無くなった。

だから、わざわざ実朝(柿澤勇人)を戦場に引っ張り出すことはなかった。
和田は、もうじき滅びる。
そんな場面を今まで仲が良かった実朝が見たいはずがない。
実朝を戦場に引っ張り出した義時は鬼畜。
義時は、これで実朝は義時の意見の通りに政治を行うと考えたのだろう。
しかし、どう見ても義時にとって得策ではない。
実朝は、御家人を心の支えにはできなくなった。
そして、自分の支えになるのは朝廷、後鳥羽上皇(尾上松也)。
義時の思うようにはいかなくなってしまった。

だから、今後の実朝暗殺は義時黒幕なのか?
それは、まだ分からない。
三浦義村が、この後どう動くか?
三浦が北条の忠実な下僕となってしまうのか?

今後の展開が期待される。
ブログランキング・にほんブログ村へ  
kamakura41


ブログネタ
NHK大河ドラマ に参加中!

泉親衡の乱という義時(小栗旬)暗殺計画が発覚。
泉親衡という人物が、よく分からない人。
生田斗真が演じているのは、源仲章だけど…
泉親衡は信濃源氏で、頼家遺児を擁立しようとしたらしい。

それに、和田義盛(増田栄司)の子と甥が参加しようとしていたことが発覚。
子は許されるが、甥は許されず…
それが、義時の和田に対する挑発。
また、三浦義村(山本耕史)に和田方に立って挙兵を促すように指示。
義村も本当に義時に忠実なのか、それとも野望があるのか?
言っていることとやっていることに信頼できない。

北条が坂東の御家人のトップになるための総仕上げ。
北条の次に力のある御家人は、侍所別当の和田義盛の排除。
御家人たちからも人望がある義盛は、かつての上総介広常(佐藤浩市)の立場と重なる。
頼朝(大泉洋)は、理不尽ながらも広常を滅ぼした。
義時も、理不尽ながら義盛を滅ぼそうとする。
大江広元(栗原英雄)も義時の意を汲んで、なかなかブラックだ。

とりあえず、今回では戦は避けられた。
和田義盛が嫌いな御家人はいない。
しかし、既に戦の種は蒔かれてしまった。
ブログランキング・にほんブログ村へ  
kamakura40

ブログネタ
NHK大河ドラマ に参加中!

鎌倉殿は孤独だ。
頼朝(大泉洋)の時は、まだ小四郎(小栗旬)がそばにいたからよかった。
頼家(金子大地)は、自分を受け止めてくれる者がいなかった。
実朝(柿澤勇人)もそう。
権力者の鎌倉殿を利用しようとする御家人たち。
そして、母方の北条氏の力が強すぎる。
自分の思うようにできない。
頼家は、そのために幽閉され、暗殺される。
実朝は、政治に絶望して、和歌の道へ…

今回から、急に義時が自分の意思をはっきり出してきた。
兄宗時(片岡愛之助)の遺志を継ぎ、御家人の頂点に立つという野望がむき出しになった。
題名の「穏やかな一日」というのは、誰も殺されず穏やかだっただけ。
今後の伏線となる出来事が、ちりばめられていた。

一つ目は、和田義盛(横田栄司)のこと。
当時、北条氏に次ぐ力のあった義盛。
北条氏が国司になっているのに、和田は上総介にもなれない。
不満がたまる。
義盛は、実朝とも仲が良く、御家人たちからも頼られる存在。
北条からしたら邪魔な存在。
御家人たちを従えるには、和田を排除しないと…

二つ目は、善哉(高平凜人)のこと。
実朝が天然痘を患い、万が一の時には善哉に後を継がせようと考えていたが…
善哉は実朝の猶子になったのに、なぜ出家しなくてはいけなかったのか?
ドラマでは、その理由は全く描かれていなかった。
絶対に、三浦義村(山本耕史)が許さないと思うのだが。
次の登場は、京から戻ってきて運命の場面か?

三つ目は、鶴丸あらため平盛綱(きづき)。
平という姓が、不思議。
北条氏代々使えることになる家人、身内人。
もうこのころから、御家人くらいの力をもっていたのか。
伊豆の国市長崎に所領をもち、長崎氏を名乗る。

四つ目は、北条朝時(西本たける)登場。
比奈(堀田真由)の息子だけど、女性問題で義時から義絶。
子孫は、得宗家に反抗的な名越流北条氏。

さて、次回は「泉親衡の乱」。
義時暗殺計画か?
頼家遺児を擁しての反乱だけども。
ブログランキング・にほんブログ村へ  
kamakura39

ブログネタ
NHK大河ドラマ に参加中!


義時(小栗旬)の思いは一貫している。
たとえ親であっても、謀反人は厳重に処断しないといけない。
他の御家人への示しがつかない。
今までの梶原・比企・畠山の時と同じように。
父であれ、北条だから助けられたということはあってはならない。

でも、泰時(坂口健太郎)や政子(小池栄子)などは、やはり父。
実朝(柿澤勇人)も祖父。
命を助けたいという思いが強い。
血縁関係がつながっていても、他からは納得が得られないだろう。

しかし、時政(坂東彌十郎)がいてこその頼朝(大泉洋)。
時政が頼朝に付き従って挙兵したからこそ今の鎌倉がある。
三善康信(小林隆)の言葉には、みんなを納得させる力がある!
その結果、時政の生まれ育った伊豆に配流。

義時は、無念。
怒りが収まらないのだろう。
トウ(山本千尋)を刺客にりく(宮沢りえ)を亡き者にしようとする。
そこを三浦義村(山本耕史)が…
今後の義時と義村の関係の変化が、今後の見どころだろう。

平賀朝雅(山中崇)は、全ての元凶。
時政の謀反には直接かかわっていないものの、畠山や政範のことに関わっている。
でも、後鳥羽上皇(尾上松也)のお膝元で、義時の命で朝雅がやれれることになると。
それは、北条に対する不満が高まるだろうな。

紀行は、伊豆の国市。
守山の周辺には、歴史的なものがたくさん残っている。
守山の頂上には、展望台がある。
守山八幡宮の階段は、長い。
昔、部活のトレーニングで走らされたものだ。
その近くに願成就院があり、時政の墓や国宝の運慶作の仏像がある。
北条氏邸跡や北条政子産湯の井戸がある。
伊豆に来られたらぜひ。
ブログランキング・にほんブログ村へ  
kamakura38



このページのトップヘ