頼朝(大泉洋)の死が迫る。
次の鎌倉殿を巡って、御家人たちの争いの火種が広がる。
時政(坂東彌十郎)はりく(宮沢りえ)にたきつけられて、阿野全成(新納慎也)の擁立を図る。
全成の妻実衣(宮澤エマ)も御台所になる気満々。
確かに、頼家(金子大地)は比企家の影響が強いけれど、時政の孫。
政子(小池栄子)の子。
自分の血を継ぐ頼家よりも、婿の全成?
全成の方が、時政の意のままに動かせるからなのか?
これが後々の伏線になるのだろう。
北条家の中も分裂状態。
時政・りく夫妻と義時(小栗旬)・政子姉弟の対立。
義時が父時政を超えるために、今後様々な試練が待ち受けている。
そこが、後半の見どころの一つでもある。
全成・実衣夫妻と義時・政子姉弟の対立。
実衣は甥の実朝の乳母。
夫が鎌倉殿になれなくても、実朝が鎌倉殿になれば権力を振るえる。
北条氏、比企氏以外は頼朝の死で坂東武者の世になると思ったに違いない。
頼朝のように荒くれ者たちを抑えることができる者はいない。
鎌倉は混乱の渦の中に…
今までは鎌倉殿のためとして働いていた政子、義時、梶原景時(中村獅童)。
それ以外の御家人たちも、鎌倉殿が頼家に代替わりしてどんな反応を起こすのか?
頼家には、彼らを抑える力はあるのか?
本人はなさげだったけれど。
いよいよ鎌倉殿の13人の本編が始まる。
しかし、残念なことに来週は参議院選挙で開票速報。
次回は7月17日。