伊豆の中心で、思いをさけぶ

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タグ:#源頼家

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頼朝(大泉洋)の死が迫る。
次の鎌倉殿を巡って、御家人たちの争いの火種が広がる。

時政(坂東彌十郎)はりく(宮沢りえ)にたきつけられて、阿野全成(新納慎也)の擁立を図る。
全成の妻実衣(宮澤エマ)も御台所になる気満々。
確かに、頼家(金子大地)は比企家の影響が強いけれど、時政の孫。
政子(小池栄子)の子。
自分の血を継ぐ頼家よりも、婿の全成?
全成の方が、時政の意のままに動かせるからなのか?

これが後々の伏線になるのだろう。
北条家の中も分裂状態。
時政・りく夫妻と義時(小栗旬)・政子姉弟の対立。
義時が父時政を超えるために、今後様々な試練が待ち受けている。
そこが、後半の見どころの一つでもある。

全成・実衣夫妻と義時・政子姉弟の対立。
実衣は甥の実朝の乳母。
夫が鎌倉殿になれなくても、実朝が鎌倉殿になれば権力を振るえる。

北条氏、比企氏以外は頼朝の死で坂東武者の世になると思ったに違いない。
頼朝のように荒くれ者たちを抑えることができる者はいない。
鎌倉は混乱の渦の中に…

今までは鎌倉殿のためとして働いていた政子、義時、梶原景時(中村獅童)。
それ以外の御家人たちも、鎌倉殿が頼家に代替わりしてどんな反応を起こすのか?
頼家には、彼らを抑える力はあるのか?
本人はなさげだったけれど。
いよいよ鎌倉殿の13人の本編が始まる。

しかし、残念なことに来週は参議院選挙で開票速報。
次回は7月17日。
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権力者となり、自分に都合の悪いものを排除。
そんなことをしていると、御家人たちに対しても疑心暗鬼になる。
その割には、生き残った弟阿野全成(新納慎也)のいうことを素直に聞く頼朝(大泉洋)。
もちろん演出だけど、前回まで暗い雰囲気が一掃した。
頼朝本人は気持ちが真っ暗だけど、周囲の人たちは明るい。
暗くならないよう、今回はコミカルな雰囲気だった。
だからこそ、頼朝暗殺説はとらなかった訳だ。

頼家(金子大地)のこと。
比企能員(佐藤二朗)の娘せつ(山谷花純)の外に思い人がいたなんて。
さすがは、頼朝の息子。
源為朝の血を引くつつじ(北香那)。
こちらの方が本妻になるのか?
でも、先に一幡が生まれているからどうなんだろう?
そして、頼家につつじを紹介したのが、三浦義村(山本耕史)。
頼家とつつじの子になるのが公暁。
また、後々の話にもつながる巧みな仕掛け。

頼朝の死が、北条と比企の対立を激しくさせる。
北条は次の鎌倉殿の母。
比企は次の鎌倉殿の妻。
そして、その跡を継ぐ一幡もいる。
いよいよ「鎌倉殿の13人」本編が始まる!
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