静岡県の伊豆の国市韮山文化センター(韮山時代劇場)内に設置されていた「鎌倉殿の13人」の大河ドラマ館の跡に、市郷土資料館の移転を検討していた山下正行市長は19日、移転を断念する考えを明らかにした。ドラマ館の設置をめぐって市と議会が激しく対立するなど「政局の館」と化したが、閉館後もなお火種がくすぶっている。
伊豆の国市の郷土資料館は、以前は江川邸の近くにあった。
それが老朽化により閉鎖され、中央図書館の2回に移転した。
伊豆の国市韮山地区には史跡がたくさんあり、近辺の学校は韮山史跡巡りを行っている。
昔の郷土資料館では火起こし体験などができ、人気があった。
今の郷土資料館は大仁地区にあり、韮山史跡巡りのコースから外れてしまう。
韮山文化センター(韮山時代劇場)なら、韮山地区なので史跡巡りのコースに入る。
でも、大河ドラマ館はもともと映像ホール。
前の市長の「大きな大河ドラマ館」を作り、その後を郷土資料館とするのが一番だったように思う。
「鎌倉殿の13人」の放送も終え、盛り上がりもないまま郷土資料館を新たに作るのは無理だろう。
残念だ。