今年も夏の終わりに日テレの24時間テレビ。
偽善とかいろいろ言われたこともあるけれども45年間も毎年続けているのがすごい。
それだけでも価値がある。
そして、24時間テレビで考えさせられるものがある。

24時間テレビスペシャルドラマ「無言館」。
20年ほど前、友人が長野県上田市にいるので遊びに行った。
その時に知り、見学をした「無言館」。
戦争で亡くなった美術学生の作品が展示されている。
戦争に行くまでは普通の日常生活を過ごしていた。
戦争が終わったら、絵の続きを書きたかった…
いろいろな人の思いが無言だけど、絵から伝わってくる。

浅野忠信さんが演じた窪島誠一郎は、81歳になった今も無言館の館長。
寺尾聰さんが演じた野見山暁治は、今101歳にして作画を続けている。

時が経つにつれ、戦没者の家族も減ってくる。
戦争の知らない世代が増えてくる。
でも、未来に向けて戦争の悲惨さを伝えてほしいと思う。

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mugon