伊豆の中心で、思いをさけぶ

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GIGAスクール構想が始まり、一人一台端末が配布された学校現場。
急速にICT化が進んでいる。

「ここ3年で、学校はガラリと変わってしまいました。3年前までは持ってくることを禁止していたiPadやiPhoneを教育活動に利用しているのですから、信じがたいとしか言いようがありません」
そう、ため息交じりに話すのは幸子さん(59歳)だ。

従来通りのことをやっていると上手くいかない。
それは、そうだ。
相手はスマホに慣れた高校生。
そして、古文の学習。
自分の手を使って書き写すことに古文特有の言い回しが身につくのだろうか?
辞書も、わざわざあの分厚いものの中から自分の知りたい単語を見つけ出し、その横や下に並んでいる単語もついでに目にすることに意味があるのだろうか?

ネットで検索をできるから、古文を現代文に訳させるのはどうだろう?
古文の内容について、生徒同士で議論させるのはどうだろう?
今までできなかった授業ができると思うけれども…

そして、スキがあるから生徒が勝手にiPadを使うようになる。
使うときのルールを徹底し、使う時と使わないときのメリハリをしっかりつける。

でも、やはり年配の方にとっては、厳しい時代になったのかもしれない。
これは、学校の世界の話だけではないだろう。
若い人の方がICTの利用に長けている。
でも、いずれは若い人の考えが世の趨勢となる。
だから、年をとっていっても、新しいことを学ぶ姿勢が大切なのだろう。
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 dictionary

どんな仕事でもデジタル化は避けられないと思う。
今の世の中、大人でスマホを持っていない人はほとんどいない。
ネットを使って、様々な情報を手に入れている。
それだけでなく、発信し客を呼び込んだりしている。

でも、なかなかそのデジタル化についていけない人もいる。
・それまでの経験から、わざわざそうする必要がない。
・他のことで代用できだろう。
・使うことに価値があるのか?
・その負の面もあるのではないだろう?
だから、デジタル化を進めなくていいのか?

もちろん、デジタル化の負の部分も考えるべき。
だけど、利用の仕方で効率化できる面が多々ある。
例えば、ペーパーレス。
紙でなく電子媒体で管理すれば、かさばらない。
管理がしやすい。
捜す時には検索をかければいい。
机の上が書類でいっぱいになってしまう人にはすごく効果的だと思う。

20数年前にIT革命が叫ばれた。
もう、デジタル化は世の趨勢。
やはり世の流れに沿って、少しずつ変えていかなくてはいけない。
歴史を見ると、その夜の流れに逆らい散っていったたくさんの人がいる。
人類は絶えず革新しているので、同じところにはいられない。
だから、絶えず学んでいくことが必要なのだろう。

歳をとると、経験が邪魔をする。
新たなチャレンジをしないと、乗り遅れていく。
そう自分に言い聞かせ、前を向いて進んでいく。
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dejitaru

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