伊豆の中心で、思いをさけぶ

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206はとても良いクルマだった。
でも、10年乗るとガタがくる。
電装系のトラブルがあり、ロックができなくなった。
そして、S16は3ドアハッチバック。
やはり、5ドアの方が使いやすい。

次の車を考えた。
当時、残念ながらプジョーに5ドアハッチバックのマニュアル車が無かった…
マニュアル車が欲しかったので、トヨタオーリスやスバルインプレッサなども考えたけど。
やはり、プジョーのデザインが良い。
そうなると206の後継車、207。
後期モデルは、前期モデルよりもフロントのデザインが自分の好みだった。
ネックはオートマチックトランスミッション。
この時代に、まだ4速。
ありえないけれど、デザインに負けてしまった。
特別仕様車のenvy。
色はモンテベロ・ブルー。

206よりサイズが大きく3ナンバーだが、室内にゆとりがある。
プジョーだから、乗り心地が良い。
かっこいい。
でも、やはり問題はオートマ。
ZF社製4速オートマチックトランスミッション。
206のATも同じだけれど、賢くない。
ギアチェンジのタイミングが、良くない。
特に急な坂道。
もっと素早く変速してくれたらよいのに…

そして、エアコン。
もともとフランス車のエアコンの効きは、日本車よりも甘い。
そして、壊れやすい。
修理で20万円。
高い。

最終的には、冷却水の漏れでオーバーヒートになりかけた。
パワーステアリングが故障して、重ステになってしまった。
さんざんな目に遭った。
ガソリンもハイオク。
そして、燃費もリッター10キロ程度。

もうプジョーはいいかな?
後継車の208も、あまり好みではない。
そして、身近な値段で買える輸入車としての良さが無くなってしまった。
ガソリン代も高騰している。

やはりマニュアルで車を乗る方が、自分にとっては楽しい。
もう、プジョーにもマニュアルはない。
これからは、電動化の時代。
もう、今しかマニュアルの新車に乗る機会はない。
ということで、車を買い替えた。
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207envy

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この車、デビューの時から一目惚れ。
キャッチコピーが「まぶしいクルマ」
吊り上がったヘッドランプ。
大きく口が開いたバンパー。
ちょっと、過激なデザインと思った。
しかし、全体を見ると良くまとまっていて可愛い。

そして、206WRCのWRCでの活躍。
かっこよかった。
スポーツモデルのS16が当時245万円。
トランスミッションはもちろんマニュアル。
Bセグメントのコンパクトカー。
しかし、エンジンはプジョー406の2Lと同じ2Lエンジン
出力は136馬力だから、そんなではなかった。
でも、1トンのボディには十分すぎるパワー。
そして、106S16の10万円高くらいで買えた。
安くはないけれど、自分的には納得。
色は、タンジェリンオレンジ
派手だけど、スポーティーでお気に入りだった。

この車とは、自分の人生の山、谷など様々な道を走ってきた。
輸入車を乗っているのに、自分が無職、アルバイトの時もあった。
タイヤがパンクして、自分でタイヤ交換をしたこともあった。
後ろから追突をされたこともあった。
デビルのマフラーとグリーンのエアフィルターを装着。

お気に入りの車だったけど、
3ドアで後ろの席に乗り込みにくい。
故障してロックが掛からなくなってしまった。
そこで、車を買い替えることになった。

やっぱり、フランス車は乗り心地がよい。
猫足と呼ばれるように、しなやかに路面を捉えて走る!
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206wrc

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